ヤスリが買ってすぐの頃よりも滑るようになって、削れなくなった。でも、何が原因なんだろう?何かしたら、またヤスリを使えるようになるんだろうか?
ヤスリがまだ使えるかどうかは、ヤスリの見た目から判断することが出来ます。早速見ていきましょう。
原因を探る1 目詰まりしている
ヤスリの表面に、削った金属と同じ色のダマがある場合、高確率でそのヤスリは目詰まりしています。
少々面倒ではありますが、手間さえかければヤスリを復活させられます。具体的な方法については、下記のヤスリの目詰まり対処法に関する記事からどうぞ。目詰まりさせないための日々のお手入れ方法も載せています。
原因を探る2 目詰まりしていないのに削れない
ヤスリの目が一部銀色になっている場合、ヤスリの目が潰れてしまっている可能性が高いです。直近でステンレスや、焼入れした鉄材など、硬い金属を削っていたのなら、それが原因です。
この場合は、ヤスリをどうこうするのは素人では無理です。両面とも使えなくなっているのならば、ヤスリは新調しましょう。また、次回鉄などの硬い金属を削るときは、専用に超硬ヤスリを用意しましょう。
原因を探る3 ヤスリが茶色になっている
ヤスリが錆びています。鉄鋼ヤスリを始め、ヤスリ部分を手で握って扱うヤスリは、手持ち部分が錆びやすいです。また、目詰まりを放置させたり、濡れた状態でヤスリを放置していると、水分と反応してヤスリの酸化が進みます。
サビを取って、錆止めスプレーをしましょう。手遅れなぐらいサビが進行していたら、新しいヤスリを買いましょう。
使えなくなったヤスリはマイキサゲにリメイクできます。末永く使いましょう。
まとめ
- 目詰まりしているだけ→再利用できる
- 刃が鈍くなっている→買い替えを検討
- さびている→再利用できる(場合によっては買い替え)
ヤスリの日々のお手入れをしっかり行うと、ヤスリの寿命が延びますよ。お手入れが面倒という方には、目詰まりしにくいヤスリがおすすめです。