ヤスリを目詰まりさせないための日々のお手入れ

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ヤスリの目詰まりの原因

ヤスリを使っていく上で、目詰まりしやすい材料を紹介します。

ヤスリ目に詰りやすい金属

  • 柔らかい金属 錫、銀、銀ロウ、銅など
  • その他の材料 加熱硬化したフラックス

こういった材料を削ると、ヤスリの目に、削った金属の粉などが詰まりやすくなります。

目詰まりしやすい作業

  • 大量の金属を一気に削る

形を整えるために、切り出した金属を数時間に渡って削る時は、目詰まりしやすいです。

目詰まりの速度を遅らせるための日々のお手入れ

 
金属ヤスリを目詰まりさせないためには、普段からの小まめなお手入れが欠かせません。真鍮ブラシでのお手入れの有り無しでは、目詰まりの頻度もだいぶ変わりますからね。
 

では日々のお手入れの重要性が明らかになったところで、具体的なやり方を見ていきましょう。

ヤスリを使っている最中も、絶えず金属粉を落とす

  • スリ台や作業台にヤスリをトントンと当てて、削って出た金属が目に詰まる前にヤスリから落とす。
  • 音が気になる場合は、ジーンズや帆材の布にヤスリをこすりつけて粉を落とす。

MEMO
ジーンズ地、または帆材製の作業用のスボン、エプロンなどを来て作業をすると、お手入れも楽ちんです。

ヤスリを使い終わったら、しまう前に軽い詰まりを落とす

  1. 作業台に何度かヤスリをトントンと当てて、自然に落ちる金属粉を落としましょう。
  2. ヤスリ目に沿って、真鍮ブラシで金属の粉をはたくようにブラッシングする。
  3. 交差している方のヤスリ目に沿って同様にブラッシングする。ヤスリ目全面でこの作業が出来たら終了。

これをサボると雪だるま式に目詰まりが大きくなっていくので注意。ちなみに、目の粗くて大きいインチヤスリも、目詰まりするときは目詰まりします。

それでも目詰まりしてしまったときは、諦めてしっかりとお手入れをしましょう

私が今までで試した中で一番お手軽なのが、ボンドパック→真鍮ブラシコンボです。棒ヤスリの目詰まりへのボンドパックの威力をはじめ、ヤスリの各目詰まり解消方法についてはこちらをご覧ください。

目詰まりしないヤスリを使えば、お手入れにかかるイライラをなくし、お手入れ・目詰まり解消時間を制作に当てることができますよ。

注意
ヤスリを買い換えるときは、古いヤスリは捨てないでとっておきましょう。使えなくなったヤスリに少し手を加えてやることで、マイキサゲにリメイクできます。

まとめ

今回は目詰まりしてしまった時のヤスリの対処方法と、日々のお手入れ方法についてでした。
単調作業が苦手な方は、面倒であっても、常日頃から真鍮ブラシでヤスリについた粉を落としてあげてくださいね。
面倒だわ、という方はお金で解決するべく新しいヤスリを買って、古いヤスリはキサゲに作り替えましょう。

この記事で紹介した便利な道具のまとめ

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