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ちゃんとろう付け上手くできてますか?
上手く行っていない?そうですね、最初はそんなもんです。
それに残念ながら指輪のろう付けに慣れたとしても、他のろう付けは依然として難しいままだったりもします…。たとえば、ピアスとピアスポストのろう付け、双方の体積が違うことから、ピアスポストを溶かしやすいろう付けの一つです。
…だからといってろう付け下手なままだと困るんだよー(;_;)
わかります。そうですよね、だからこそ、私がやったろう付け特訓方法をお伝えしたいと思います。
ちなみに、いつも似たような感じで上手くろう付けできない、という場合は、こちらの記事で、失敗後の地金の状態から原因を探ってみましょう。
ろう付け上達の近道はただひたすら反復すること
お待ちかねの上達方法、それは…
ただひたすら回数をこなすことです。(ドーン!)
それができないのであれば、回数でカバーするしかありません。
具体的な反復内容
- 指輪を作る
- 板をろう付けする
- 棒を板にろう付けする
上から順にやっていくと良いでしょう。
ろう付け反復練習その1 指輪
指輪は文字通りです。ただひたすら甲丸の指輪を作ります。
ガスバーナーなどで指輪の地金の加熱開始から1分以内でろう付けが完了するようになるころには、どこに火を当てるべきか、というのがわかるようになっているはずです。
ちなみに、ろう付け用指輪を量産していると、おのずとヤスリと糸鋸の技術も上がります。
ろう付け反復練習その2 小物入れ
次に、もっと体積の大きいもの同士のろう付けです。
小物入れを量産しましょう。
甲丸指輪の製作では、なんとなく火をあててもろう付けは出来ましたが、板ものだとそうはいきません。無駄なところに火を当てていると、一向にろうが溶けませんからね。
ろう付け反復練習その3 ピアス
立体物ができたら、最後に極端に体積差があって、かつ固定しにくいものにチャレンジしましょう。
それにもってこいなのが、ピアスやピンバッチです。ピアスポストやピンを、モチーフの飾りにろう付けするのです。
ここで、ピアスポストを使うのが嫌なのであれば、直径1mmの棒材を買ってきて、10mmづつに切り、1本1本ろう付けしていく特訓方法も大いにありです。
マネタイズ方法
感の良い方ならお気づきのことと思いますが、これらをお金に換える方法。それは、この特訓中に作ったもので、売れそうなクオリティのものがあれば、販売してみて下さい、というものです。
それで材料費が回収できたら、また次に作るもののための資金に出来ますよね。
技術力がアップできて、資金もゲットできて、一石二鳥なろう付け特訓コース。
ぜひあなたもチャレンジして、ろう付けマスターしてみませんか?