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SNS活動を積極的にしていない、内気なイベント初心者がハンドメイドイベントに参加すると、せっかく出展しても、ブースで閑古鳥が鳴き続けることも…。お客さんに声をかけても無視されるか軽く会釈されるだけだし、かと言ってただ突っ立っているだけだと、いかにも売れていない感じがして恥ずかしい。
イベント初心者
イベント初心者
折角審査が通ってイベントに出展できることになったのですから、お客さんに足を止めてもらって、作品を見てもらえるようになってもらいたいですよね。
手に取って頂いて、作品に込めた思いを伝えたり、逆にお客さんから感想を聞いたりしたいですよね。
イベント初心者
そんな場合でも大丈夫です。
人目を集めることの重要性と共に、事前に少しの物さえ用意しておけば、イベント当日に人目を集めることができるポイントを具体例を添えて紹介します。
ブースに人垣ができるようにするのに、なぜ人目を集めるのが大事なのか?
つい人だかりで足を止めてしまう心理
なんだかよくわからないけれど、化粧品を扱うお店の前に人だかりができている。今日化粧品を買う予定は無いけれど、たくさん人が並んでいたから、足をとめてみた。
そんな経験、無いですか?
では、なぜ足を止めたのでしょう?
人は多数の意見や行動に流されている
定量的な判断基準がない場合、実際の正しさはさておき、人は大多数の意見や行動を正しいと判断してしまいます。
これだけ大勢の人が並んでいるんだかから、人気のものなんだな…。
何か良いものやすごいものを売っているに違いない!
このとき、他人と同じことをしようとする、いわゆる同調心理が働きます。そのため、人だかりを見ると、足を止めたり、行列を見ると、自分も並んでしまったりするんですね。
そしてこれは、ハンドメイドイベントで歩いているお客さんも同じです。人だかりのあるブースには並びますし、閑古鳥の鳴いているブースの前は素通りしてしまいます。
人目を集める具体的なやり方
目立つためには人目を集めた方が良いとわかったところで、人は何に惹かれるのでしょうか?
とにかく人と違うことをして、通行人に違和感を感じてもらうことが大事です。
例えば、こんなもの見たり聞いたりすると、人はなんだろう、と思って足を止めます。
- 音を出したり
- 光を出したり
- 変わった動きをしたり
一人でも足を止めたらもうこちらのもの。その足を止めてくれたお客さんを起点にして人垣をつくります。人垣ができたらどうなるか。先にも説明した通り、人垣が人垣を呼ぶので、一気ににぎやかになります。
だからこそ、最初の一人にどうやって足をとめてもらうかが大事です。ではここからは、具体的なやり方を見ていきましょう。
音を出して注意を集める
音が出る作業をしたり、音が出る商品を用意しましょう。音を出す必要性が無いのに無意味に発生させていたら、ただの騒音になってしまいますのでご注意を。
糸鋸でわざと下手に切って音を出す
糸鋸の刃を、必要以上の力で金属板に向かって強く押し付けるようにして切ると、ガリガリと音を立てながら切ることができます。
太い糸鋸刃で切って音を出す
1mm以下の銀板の場合、切りやすいのは0~0/5くらい太さの糸鋸刃です。しかし、そこであえて必要以上に太い刃、例えば2~3のものを使います。すると、抵抗が大きすぎて、糸鋸を上下させるたびに銀板が暴れますので、必然的にガリガリと音がします。
やりすぎるとただの下手な人ですから、ご利用は計画的に。お客さんに下手な人と思われてしまったら、元も子もないですから。
金槌で荒らし模様をつけるために金属を叩く
常板と荒らし金槌を用意しましょう。イベント会場で、荒らし模様を金槌でつけてみせます。カンカンと騒音にはならない程度の音が出ますし、見た目にも作業っぽくてお客さんには好評です。
音が出る商品を用意する
商品の性質上音が鳴る必要のあるものを扱っている場合は、その作品を最大限活用しましょう。
- 子供向けのおもちゃのように、勝手に音がするもの
- ベルのように、商品の説明のために音を鳴らす必要のあるもの
こういったものがおすすめですね。
光を反射させてキラキラさせる
イベント会場の通路の反対側から何気なくあなたのブースを見たときに、何かがキラッと光ったら、「なんだろう…?」と疑問を思って見に来てくださるお客さんがいるかもしれません。
作品をひたすら磨いてキラキラさせる
シルバーアクセサリーは総じて反射しますが、その中でも特にキラキラするものを、銀磨き用の布などで磨きます。または、磨いたふりをしながら手元で動かしてキラキラさせます。
回転する台に光るものをのせて、キラキラさせる
例えばミラーボールのようなものを回転する台にのせて、卓上ライト等でその作品に光を当てます。そうすると、台が回るとともに作品も周り、ライトの光を反射します。あなたが何もしなくても、作品が勝手にアピールしてくれるんですね。
例えばスワロフスキーのガラス細工や、高級時計も回転台に乗って回っていますよね。ああいうイメージです。(狙っている効果について差異はあるでしょうが…)
何事もやりすぎないように
人目を引こうとやっきになって、目的と手段が逆転してはいけません。人に見てもらうために音を出していたはずが、いつの間にかどうやったら音を出せるか…なんて考え始めると、それはもはや騒音一歩手前です。
あくまで隣近所のブースに迷惑をかけない範囲でやらないと、運営側からペナルティを喰らいかねません。それでは本末転倒ですよね。
人目を惹いてイベントで目立つまとめ
初めてのハンドメイドイベントに参加する直前は、緊張しますよね。もちろん、作品が作り終わっていない!とか、ディスプレイの準備が終わっていない!とか、そういったことも起こり得ると思いますので、準備はしっかりしていきましょう。
そうしたらあとは会場でいかに多くの人に見ていただくか、がポイントになります。
ひと目を集める方法で取り入れやすいものは、
- 音を出す
- 光を反射させる
この2つです。ぜひ次のイベントのときに取り入れてみてくださいね。